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セキでお悩みの方、必見!
セキは、体力を使いますし、辛いもの・・・その、あなたのセキは大丈夫なセキ?
深刻なセキ?

セキをする仕組み
まずは、セキをする仕組みをご説明します。気道に異物・病原体が入る
→気道の粘液がキャッチ
→セキセンサー発令①声門を閉じる
②横隔膜が上がる
→セキが出る
セキは、肺から異物・病原体を追い出すために出ることがわかります。
セキは、強烈な風圧で(風速17m/s)異物を吹き飛ばします。
見出し「痰(たん)から病気がわかる」
セキをした時、一緒に出るもの・・・
そう、痰(たん)です。
痰から、病気がわかるのです。
泡状の痰(たん)が出た場合
泡状の痰が出て、ひっかかるような音がする場合、心不全の疑いがあります。肺に水が溜まっている状態です(肺水腫)。
夜、横になると下半身の血液が一気に心臓の方に戻ろうとします。
でも、心臓が弱っていて、血液が受け入れられない。
すると、心臓の手前にある肺で血液が停滞します。
血液の圧力が増えると、肺胞に水が染み出していきます。
夜中にセキが激しく、起き上がると呼吸が少し楽になる、泡状の痰(ピンク色の場合も)が出るなどの症状がある方は、要注意です!!
高血圧の既往があるなどの症状があり、このセキが出たら、循環器内科の受診を!!
黄白色の痰(たん)が出た場合
黄白色の痰が出た場合、副鼻腔炎の疑いがあります。副鼻腔炎とは、風邪の後などに起こる鼻の中の炎症で、「後鼻漏(こうびろう)」とも呼ばれます。
後鼻漏(こうびろう)の場合、夜、寝ている間に膿が溜まり、朝方まとまった量の痰が出ます。
耳鼻科の受診を!!
痰(たん)は、“宝”???
このように、痰は、「汚い」と思われがちですが、肺の情報を持ってきてくれる、“宝”なのです!(医者にとっては、特に)透明の痰
→正常な痰
以下は、注意を!!
緑色の痰
→重い気管支炎の炎症
気管支肺炎・気管支拡張症に感染を伴うもの
さび色の痰
→肺炎球菌性肺炎
白に赤い点がある痰
→肺がん
肺結核など
セキから疑う病気
セキが出たら、以下の病気を疑ってください。①喘息
②後鼻漏(こうびろう)
③胃の病気(胃食道逆流症など・・・胃液が気管に入り、酸の刺激で生じる)
大事なこと
痰が伴うセキは、止めてはいけません。セキや痰は、肺のSOSのサインです。
止めるよりも、原因を探ることが大切です。
痰(たん)を楽に出す方法~パフィング~
「パフィング」とは、もともと「ハフィング」だった、痰を楽に出せるように、医師が考え出した方法です。「ハ」よりも「パ」の方が、強く息を出せることから、「パフィング」と呼ばれるようになりました。
「ハフィング」のやり方ですが、
https://www.kango-roo.com/sn/m/view/246
↑こちらにも動画があるので、参考にしてみてください。
最後に・・・セキに効くハチミツ❤
セキが辛い・・・そんな時は、ハチミツをどうぞ。
子どもには、寝る前に、お湯で半分程度に薄めて、スプーンですこしずつ飲ませてあげてください。
※1歳未満の子どもには、ハチミツは与えないでください
大人には、コーヒー1杯にハチミツを小さじ2杯入れてどうぞ。
カフェインの効果もあり、楽になります。
まとめ
セキは、止めずに、原因を探りましょう!痰は、病気のサイン!チェックをしましょう!
以上です!
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